LINEの機能の中に「LINE Labs」というものがあります。普段トークや電話だけ使っている方からすると触ったことのない機能かと思いますが、どのようなものなのでしょうか。今回はこちらについてご紹介していきます。
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LINEアプリの新機能を、正式に提供開始する前の段階から実際に使うことができるサービスのことを「LINE Labs」といいます。LINE Labsの機能はテスト段階のものなので必ずしも正式に導入されるものばかりというわけではなく、提供が終了するとLINE Labsから削除されます。
LINE Labsで提供されている新機能をどうやって使うのかについてですが、まずLINEアプリ内の設定から使いたい設定を有効化する必要があります。
先程の画面でLINE Labsがなかった場合は、お使いのLINEアプリのバージョンが古い可能性があります。バージョンを確認して、最新のものにアップデートすれば表示されます。
2022年9月時点でLINE Labsに表示されている機能をご紹介します。(AndroidとiOSで異なる場合があります)
トーク中に気になったことをトークルーム内で検索することができる機能です。LINE Labsでこの機能をオンにすると、トークルームの文章入力欄の右にルーペマークが出現します。このルーペマークをタップすると、検索ができる画面が出てくるので検索したいものを入力します。わざわざLINEを一回しまってGoogleなどで検索する…ということをしなくてもここで検索ができて便利です。また、検索した中でトークルームでシェアしたいことがあればそのままシェアすることができます。
トークルームをフォルダで管理することができる機能です。この機能をオンにすると、トークリストで「すべて」「友だち」「グループ」「公式アカウント」「オープンチャット」の5つにフォルダ分けがされます。これによって友だちを探しやすくなったりするメリットがあります。
LINEのAIアシスタントサービスである「LINE CLOVA」を利用して、音声で天気やニュースなどを検索したりLINE内のサービスを操作することができる機能です。この機能をオンにすると、LINEのホーム画面にマイクマークが出現します。このマークをタップすると音声検索や操作をおこなうことができます。
端末に保存されている動画を分析して、見どころのシーンのみをまとめる機能です。これによって動画の再生範囲を指定しなくても自動でハイライト動画を作成できます。まずは動画の分析をする必要があり、その分析が完了するとこの機能が使えるようになります。動画の分析に関しては、1日1回のみでバッテリー残量が十分にある状態かつ充電中、スリープ状態のときに1~2日ほどかけておこなわれます。
普段メッセージを相手に送ると相手側で通知されますが、この機能をオンにすると、相手に通知せずにメッセージを送ることができます。使い方はメッセージなどを入力し、送信するときに送信ボタンを長押しするだけです。
今回はLINE Labsについてどのようなものなのか、どのような機能があるのがなどをまとめました。いずれも使ってみた感想をフィードバックできるので、試してみてよかった機能があれば今後実装されるようにフィードバックを送ってみるのもいいかもしれませんね。
LINEでトークをしていく際使う方が多い「スタンプ」。そのスタンプを取得する方法がいくつかあるのをご存知でしょうか。今回はこちらについてまとめていこうと思います。
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LINEのトークで、文章よりも自分の感情を表しやすいもので有名なキャラクターから個人で作成されているものまで、様々な種類のスタンプがあります。
スタンプを取得して自分で使えるようにするには大きく分けて二つの方法があります。
LINEスタンプは、基本的に購入することで新たに使えるものを増やしていきます。
手順としては、LINEのホーム画面からスタンプを選択し、一覧で出てきたスタンプの中から欲しいスタンプをタップします。次に購入ボタンをタップすることで購入ができます。
ちなみに、LINEコインの残高がスタンプ購入に必要なコイン数に満たない場合は、コインを購入する必要がありますので注意してください。
先ほど記載した通りスタンプは基本的には購入する必要がありますが、無料でもらえるスタンプも多くあります。
まずはLINEアプリからダウンロードできる無料スタンプの取得方法についてご紹介します。
手順は、LINEのホーム画面からスタンプをタップし、スタンプショップの中のイベントタブを選びます。「友だち追加」などの条件を満たせば、無料でゲットできるスタンプ一覧が表示されるのでここから欲しいスタンプを選択します。そのスタンプを無料でゲットするための条件を満たせばコインを使わずにダウンロードして使うことが可能です。
次にご紹介するのが「隠しスタンプ」です。先程はLINEアプリから無料のスタンプをダウンロードする方法でしたが、この隠しスタンプはLINEアプリのスタンプショップには表示がされていないスタンプのことを指します。
「隠しスタンプ」をもらうための画面には、コラボしている商品のホームページからアクセスするか、商品についているシリアルコードやレシートなどのQRコードからしか入ることができません。ダウンロードするにあたって条件がないものもありますが、その企業のアカウントと友だち登録をしてスタンプを無料ダウンロードすることができるものも多いです。探し方は、ネットで「隠しスタンプ」と検索したり、SNSで情報を集めたりすることで見つけることができます。
LINEのスタンプは自分で購入したりして使うだけでなく、友だちにプレゼントすることができます。
手順はスタンプ購入画面で「プレゼントする」を選択し、送りたい相手を選びます。次に「プレゼントを購入する」をタップすると相手に送られます。自分でスタンプを購入するとき同様、LINEコインが必要なので注意してください。
いかがでしたでしょうか。購入するだけでなく無料でもらえるスタンプも数多くあるので、ぜひ調べてみていただいて色々なスタンプを使ってみてください。
新しく友だち登録をする際によく使われるのが「LINE ID」です。ですが現在、友だち登録をする方法はQRコード読み取りなどの方法もあるため、IDを設定するメリットがいまいちわからない…という方もいらっしゃるのではないでしょうか。今回はLINE IDについて、設定する方法やそもそも設定したほうがいいのかなどをまとめていきます。
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LINE IDとは、LINEだけで利用できるユーザーの識別記号のことです。IDとは言いますが、ログインには使用せず、アカウント名とも別物となります。
ではなにで使うのかというと、最初に記載した通り友だち登録をするときです。このIDを教えてもらえれば、相手の電話番号を知らなくても友だち登録が可能となります。
アカウントを作成するうえで必須というわけでもなく、友だち登録をほかの手段でおこなうという方は特に設定しなくても問題はありません。ただ、電話番号を知られたくないけれどLINEの交換をしたい場合などに使えるので、そのようなときに困らないように設定しておくのもいいかもしれません。
LINE IDを使う際は、二つほど注意点がありますので下記でご紹介します。
LINE IDを一度設定すると変更や削除はできません。もし変更したい場合はアカウントを削除して新しく作り直す必要があります。また、複数のIDを設定することもできません。
IDが流出してしまうと知らないユーザーから友だち追加されたり、迷惑メッセージが来たりするリスクがあります。ちなみに18歳未満のユーザーはLINE IDを使って友だち検索をすることができない仕組みになっているので、LINE IDを使って友だち検索をする場合はLINE内にある年齢確認をしておかなければなりません。
年齢確認は検索する側はもちろん、検索される側のユーザーもしておく必要があるため、どちらか一方だけ年齢確認をしている場合はIDで検索することができません。つまり、契約している通信事業者の年齢確認ができない一部の格安SIMを使っているユーザーや、年齢確認した結果18歳未満と判断されたユーザーはIDで検索をすることができないということになります。
ここからは実際にLINE IDを設定する方法をご紹介します。先に記載した通り変更はできないので、どのようなIDにするかしっかり検討してから設定しましょう。
4〜20文字で任意の半角英数字でIDを作り、使用可能かどうかを確認します。LINE IDの取得は早いもの順なので、入力したID候補がすでに使用済みであれば登録できません。頭文字を大文字に変えてみたりなどして使用可能なIDを登録しましょう。
ID登録ができたら、下記の手順に沿って友だち登録をすることができます。
まずは先に記載した通り、検索する側もされる側も年齢確認をします。これを済ませないとID検索をすることができません。ホーム画面右上の歯車マークから年齢確認をタップして年齢確認をしましょう。
年齢確認が完了したら、検索される側のユーザーの「IDによる友だち追加」の設定をオンにします。ここがオフだと検索にひっかからないようになってしまいますので、忘れずにオンにしましょう。また、普段この設定をオフにしている方は友だち登録が終わった後、オフに戻すのを忘れないようにしてください。
次に、検索される側のユーザーがLINE IDを相手に教える必要があります。スクショやコピーで相手へ伝えてください。
検索する側のユーザーにIDが伝わったら、それを検索して友だち追加します。
④が終わると、検索された側のユーザーのホーム画面に「知り合いかも?」という項目で相手が表示されます。表示されたことを確認したら友だち追加します。
以上がLINE IDの設定方法、IDを使った友だち追加の方法となります。もしIDを使って検索ができない場合は、少し時間をおいてから再度やってみるもしくはほかの友だち追加方法で追加してみるなどを試してみてください。
地震などの自然災害が起こった時、電話などで家族の安否確認をするかと思います。LINEにも安否確認をする機能が追加されたのをご存知でしょうか。今回はこちらについてご紹介していきます。
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LINEで安否確認を使用すると、災害が発生した際友だちに連絡をすることなく自分の安否を知らせることができます。
ちなみにこの機能はLINEアプリのバージョンを「12.2.0以上」にすることが必要なので、もしお使いのLINEアプリが12.2.0より古いものだった場合はバージョンアップをしてください。
LINEの安否確認機能は、大規模災害が発生した際にホーム画面の上部に表示されます。通常時(災害が起こっていないとき)は表示がありませんので見ることができません。
この表示の基準は様々ですが、一つは震度6以上の地震発生時となっています。そのほかの条件は、状況などによって変動します。
まずは自分の安否を友だちへ知らせる方法です。
一つ目は「無事」もしくは「被害あり」の2つの項目があるので、どちらかを選択して知らせる方法です。こちらはボタンを選択するだけで簡単に自分の状況を報告することができます。
二つ目はコメント機能を使う方法です。先程のボタンだけだと無事なのはわかったとしてもどこにいるかなどが伝えられません。なのでコメントで簡易的に「〇〇にいます」などを送ることで、現在の状況を補足して伝えることが可能です。
手順の3で「無事」もしくは「被害あり」どちらかを選択した後、その下にある「コメント」から自分の状況に近いものを選びます。(自宅にいます、あとで返信しますなど)そのあとに手順の4をおこなうことで、自分の状況を補足することができます。
LINEの安否確認機能では、自身の状況を報告するだけでなく友だちの被害状況も確認する事が可能です。友だちの被害状況も確認する場合には、ホーム画面に表示されている安否確認機能から「安否を報告」を選びます。すると安否を報告している友だちの状況を確認することができます。
LINEの安否確認機能での「無事/被害あり」は、プロフィールアイコンの下にそれぞれ無事の場合は緑、被害ありの場合は赤色で表示されます。
詳細の確認の仕方は、LINEの登録名の下に詳細状況が表示されるので、そちらを見れば友だちが安否の報告を行った際に選択したコメントが確認できます。
友だちの安否報告が見れない原因としては、その友だちが安否報告をしていない、もしくはしていてもまだ反映されていない場合があります。安否確認は、LINE起動後に手動で入力しない限りステータスが表示されないため、実際に災害に遭っている場合にはインターネットが使えないことや、電池がなくなってしまっているなどが原因でステータスを共有するのに時間がかかるケースもあります。
LINEでの安否確認機能が使えない場合の原因は主に3つです。
前項目でもお伝えした通り、災害が発生していないときはそもそも安否確認機能がLINEアプリに表示されません。そのため安否確認機能は利用できません。
安否確認機能はホーム画面に表示されるので、ホーム画面以外を開いていると確認することができません。安否確認機能を使う場合は、必ずホーム画面から確認するようにしましょう。
他の地域で災害が発生していてもLINEの安否確認機能が表示されない場合には、位置情報の取得を許可していない可能性があります。何かあった際に情報を受け取れるように、念のために位置情報の取得を許可しておくこともおすすめです。
いかがでしたでしょうか。自然災害はいつ起きてもおかしくないので、起きた時のことを想定して連絡手段を検討する際、この記事を参考にしてLINEの安否確認機能をうまく活用していただければ幸いです。
BtoC, iPhone, LINE, SNS, 対処方法, 紹介
前回に引き続きLINEのトーク履歴引き継ぎ方法についてご紹介します。今回は機種変更前の端末が手元にない場合の方法をまとめます。
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前回ご紹介した、機種変更前の端末が手元にある場合と少しやり方が異なりますので見ていきましょう。
なお、アカウント情報の登録不備などで自力でのLINEアカウント引き継ぎが難しくなってしまった場合は、LINEのヘルプセンターに問い合わせてみると復旧できる可能性があります。
旧スマホが手元にない状態でLINEのデータを引き継ぐためには、SMS(ショートメッセージサービス)もしくは音声通話による認証が必要となるため、まずは新しいスマホのセットアップを完了させてSMSの送受信や音声通話、インターネット接続がおこなえる状態にします。回線の切り替えがうまくおこなわれていないと上記機能が使えずLINEの引き継ぎができなくなってしまいます。
セットアップが完了したら、次は新しい端末にLINEアプリをインストールして起動します。その後電話番号認証をするを選択し、電話番号認証をおこないます。
電話番号認証が正しくおこなわれると、「おかえりなさい○○!」と登録した電話番号に紐付いたアカウント名が表示されます。自分の情報で間違いなければ「はい、私のアカウントです」を選択し、先に進みます。
もしパスワードを忘れてしまった場合は、「パスワードを忘れてしまった場合」を選択して再登録をしてください。
次へ進むと「トーク履歴はバックアップ済みですか?」と表示されます。事前にトーク履歴のバックアップをしていたら「はい、トーク履歴を復元します」を選択してください。「トーク履歴を復元しますか?」という確認ポップアップが表示されるので、「続行」をタップすると前回のバックアップした日付などが表示されます。ここで日付がきちんと出ていればバックアップが取れているので、「トーク履歴を復元」をタップして進みます。(Android版LINEアプリではトーク履歴をいつでも復元できるので、ログインを先に済ませてから復元することもできます。)
「友だち追加設定」のオン・オフを設定します。「友だち追加設定」や「友だちへの追加を許可」の項目をオンにすると、スマホのアドレス帳に登録してある電話番号とLINEが紐付くため、つながりたくない人が意図せず友だちリストに追加されてしまう可能性があります。そのため、とりあえずデフォルトの「オフ」のままにしておくのがよさそうです。
LINE IDによる友だち検索・追加をおこなう際などに必要な年齢確認ですが、これらの機能を使う方はこちらも必要に応じて設定してください。
最後に今まで使っていたスタンプや着せ替えを再度ダウンロードします。
前回、今回とLINEの引き継ぎ方法についてまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。機種変更だけでなく端末が故障してしまったなどで急遽引き継ぎが必要になることもあるかと思いますので、こまめにバックアップはとっておき、パスワードなども他者に見られないようにしつつどこかに控えておくのがいいかもしれないですね。