システム開発における「要求定義」の重要性
目次
システム開発案件の
6~7割は失敗
投資した時間・財産が全て無駄に!
失敗の原因
発注者側の注意点
✅担当者窓口を安易に変えない
要求のヒアリングや運用方法や細かい仕様について打ち合わせを重ねるため、
認識のずれが発生しやすくなります。プロジェクトの担当者を決め、毎回同じ
出席者が打ち合わせに参加できるよう調整しましょう。
✅なるべく決裁者が出席する
綿密な打ち合わせで決まったことを会社に持ち帰った後、決裁権を持つ人物の承認が得られなければ、
何度も行き来することになり、システム開発のスピード感が圧倒的に遅くなります。
✅初期投資だけでなくランニングコストも考慮する
新しいシステムの導入までにかかるコストはあくまでもイニシャルコストです。
リリース後には、システムを浸透させるためのマニュアル作成や社員教育、
保守・サポートにかかる人件費など、ランニングコストが必要です。
ベンダー選定時にも見積りに含まれているかをチェックすることが重要です。
✅発注者+受注者が協力しあうチーム意識を持つ
「客と業者」というドライな姿勢で仕事の範疇などについて責任を押し付け合ったりするのでなく、
ひとつの同じゴールに向かって協力し合い、共にプロジェクトを成功させる意識が重要です。
まとめ
システム開発を失敗に終わらせないために…
- ✅要求定義やRFPは発注者が作成し、発注後も常にチェックし修正を重ねていく
- ✅プロジェクトの担当者や決裁権者が打ち合わせに出席する
- ✅早期からランニングコストも考慮しておく
- ✅発注者/受注者が協力して、ひとつのシステムを共に作り上げていく意識を持つ