Reactは
フレームワークではなくライブラリ
[Reactについて解説します]
目次
フレームワークとライブラリの違い
まず、Reactはフレームワークではなく、ライブラリです。
では、フレームワークとライブラリーの違いについて見ていきましょう!
フレームワークとは
フレームワークを簡単に言うと、サービスを開発するときに必要な物がもともと付いている枠組みです。
少し分かりにくいと思うので、具体例を出して説明していきます。
枠組みを例えると家の柱や骨格などです。
家を建てるときは、木や鉄骨で家の形を作りますよね。
それと同じで、プログラミングで開発するときも枠組みが必要なので、作らなければなりません。
ですが、1から毎回作るのは、面倒ですよね、そこでフレームワークが使われるのです。
フレームワークを使えば、1からコードを書かずに開発ができるので、とても作業が楽になります。
フレームワークは開発するときによく使われる物なので、エンジニアやプログラマーになりたい方は、学習する必要があります。
ライブラリとは
ライブラリは一言で説明すれば、プログラミングでよく使われる便利なコードのことです。
ライブラリはよく部品と言われています、部品なので他の物と組み合わせたりして使用しないと動きません。
なので、開発のときにライブラリを使う時は、開発している物の中にライブラリ(部品)を入れて、使用します。
ここまで、フレームワークとライブラリについて解説してきましたが、2つの違いがよく分からない人もいると思うので、違いについても触れていきます。
フレームワークとライブラリの違い
ライブラリとフレームワークは、同じように見えますが実際には、全く異なるものです。
まずフレームワークは、既に開発するときに必要な枠組みが用意されているのに対して、ライブラリは開発に便利な部品が用意されているものです。
物に置き換えてみると、分かりやすいとおもいます。
フレームワークを家の骨格、ライブラリを家を作る時に使う工具とします。
どちらも、家を作る時に便利なことは変わりませんが、家の骨格と工具では全く違うものです。
ライブラリとフレームワークについて、何となくイメージが掴めたと思うので、Reactについての話をしていきます。
Reactとは?
Reactはjavascriptのライブラリです。
Javascriptのライブラリとは、Javascriptの便利なコード(部品)が沢山集まったものです。
この説明だけだと、大雑把なのでもう少し細かいところも説明します。
ReactはUIを制作したり、UIの機能を修正したりするのに特化したライブラリです。
Reactは、Javascriptで開発するものをより効率的に開発したい時に使うものです。
特徴としては、仮想DOMを使用した高速かつ低負担なレンダリングを可能にすることです。
Javascriptの求人を見てみるとReactを使える人の募集がかなり多くなっています。
近年では、Javascriptを使った開発を行う時は、Reactなどのライブラリは必須と言っても過言ではないでしょう。
Reactの将来性
Reactは現在、javascriptのライブラリとしてとても人気があり、今後のことを考えても需要は高くなると言われているので、将来性があるライブラリです。
また、Reactは「Facebook」「Instagram」「Yahoo!」「Netflix」「Uber」など有名な企業にも使用されています。
他にも、Reactを元に開発されたフレームワークやライブラリの使用も増えてきている、Reactを使えると使用できるフレームワークやライブラリの幅が広がります。
Reactを元に作られたフレームワークやライブラリは、ReactNativeやNext.jsなどがあります。
Reactでアプリ開発
先程も紹介をしましたが、Reactを使えば「Netfilx」「Uber」「Facebook」「Instagram」などのアプリを開発することができます。
他にも、Reactを元に開発されたフレームワーク「ReactNative」では、ios・androidで動くモバイルアプリ開発ができ、「React360」では、Web・モバイルアプリでVRを使用した開発も可能です。しかし、これらはReactを基に作られているだけで、別物と捉える方が無難でしょう。Reactが使えれば簡単にできるわけではないので注意です!
まとめ
今回は、Reactがフレームワークではなくライブラリという話からReactについて、簡単に説明してきました。
Reactは、近年のエンジニアが革新を追求し続けている「Javascript」のトレンドであり、将来性もあるライブラリなので、フロントエンドエンジニアになりたい人には、学習することがお勧めです。