インターネットの速度を速くする方法
自宅などでインターネットを使用している際、インターネットの速度が遅くて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
昨今のコロナ禍の影響もあり、在宅勤務をされている方が以前と比べて増えていると思います。そのため、インターネットの快適さはますます重要となっています。
そこで今回は、インターネットの速度を速くする方法についてご紹介しますので、ぜひ試してみて下さい。
目次
ルーターの電源を入れ直す
インターネットの速度を改善する上で、一番簡単な方法として、ルーターの電源を入れ直すという方法があります。
ルーターは、Wi-FiとPCやスマートフォンなどを結びつける中継機の役割を果たしています。そのため、ルーターが不調の場合は、うまくWi-Fiを飛ばすことができておらず、インターネットの速度が低下している可能性があります。
このような場合は、ルーターの電源を入れ直すことによってルーターの調子が戻り、インターネットの速度が改善する可能性があります。
モデムの電源を入れ直す
ルーターに続いて、モデムの電源を入れ直すという方法もあります。
モデムとは、光回線などのインターネットの回線の信号を、PCやスマートフォンが読み取れるように変換する機器です。
ルーターと同様、モデムに不調がある場合でもインターネットの速度が低下している可能性があります。
もし、ルーターの電源を入れ直してもインターネットの速度に改善が見られない場合は、モデムの電源も一度入れ直してみて下さい。
有線LAN接続にする
インターネットを利用するうえで、速さについては有線LANと無線LANの間で大きな違いはありませんが、有線LANの方が接続が安定している分、無線LANよりも快適に利用できる可能性があります。
そのため、有線LAN接続が可能な機器の場合は、有線で接続してみるのも一つの手です。
ルーターの置き場所を変更する
ルーターの置き場所を変更することにより、無線LANが届きやすくなり、インターネットの速度が改善する可能性があります。
理想的なルーターの置き場所は、部屋の中央で床より少し高い位置です。間取り的に部屋の中央に置くのが難しい場合でも、なるべく見通しの良い場所に置くのが理想的です。なぜなら、Wi-Fi電波は、木材、コンクリート、金属、断熱材、水などの遮蔽物により弱くなるからです。
さらに、電子レンジの近くにルーターが置いてある場合は、なるべく離して置いて下さい。Wi-Fiと電子レンジは同じ周波数を持っているので、電波干渉のせいでインターネット速度が遅くなってしまう可能性があります。
もし上記のいずれかの条件に当てはまっている場合は、一度ルーターの置き場所を見直してみて下さい。
無線LANに繋いでいるデバイスの数を減らす
無線LANに繋いでいるデバイスの数を減らすことにより、インターネットの速度が改善することがあります。
無線LANに繋いでいるデバイスが多いと、その分インターネットの容量が圧迫され、回線が重くなる可能性があります。
無線LANに繋いでいるデバイスが多い場合は、一度デバイスの数を減らして、インターネットの速度が改善するか試してみて下さい。
PCのキャッシュを削除する
PCのキャッシュを削除すると、インターネットが速くなったと感じることがあります。
キャッシュとは、一度閲覧したサイトやアプリのデータなどを一時的に保存しておく技術です。再度同じサイトを閲覧した際、1からデータを読み込む必要がなくなるので、サイトの表示やアプリの動作を速くすることができます。
しかし、キャッシュが多いと動作が遅くなる場合があるので、キャッシュを削除するだけでもインターネットの速度が改善される可能性があります。
IPv6を利用する
IPv6とは、インターネットの新しい通信規格です。現在はIPv4という、ひとつ前の通信規格を利用している方が多いため、同じ時間帯にインターネットを利用する人が増えた時に回線が混雑してしまいます。
そこで、IPv6を利用することでIPv4とは異なる通信方法となるので、回線の混雑による影響を受けずにインターネットを利用することができます。
さらに通信方式そのものがIPv4より安定しやすい構造になっているので、回線速度の改善が期待できます。
IPv6を利用するには、プロバイダーに確認してみて下さい。
まとめ
インターネットの速度が遅くなる原因として、様々な理由があります。一方、解決策も様々な方法があるので、一つの方法を試して結果が得られなかったとしても、別の方法を試すことにより、インターネットの速度が改善する可能性があります。
現状のインターネットの速度に悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した改善方法を試してみて下さい。