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パソコンの歴史

紹介

現在、パソコンは、職場や家庭などで誰でも使用することができ、生活をする上で必要不可欠な存在となっています。
しかし、このようにパソコンを身近な場所で手軽に使用することができるのは、技術の発展があったからです。

そこで、今回は、パソコンの歴史と技術の発展の推移について、ご紹介します。

1970年代

1975年、MITS社が開発・販売した「Altair 8800」が、一般消費者向けに販売された最初期の個人用コンピュータであり、「世界初のパーソナル・コンピューター」と呼ばれることもあります。

国産としては、1977年に精工舎から発売したマイクロコンピュータが国産初のパソコンとなります。

1980年代

この時期のアメリカでは、Apple社から「Macintosh(マッキントッシュ)」が登場しました。

さらに、マイクロソフト社からは、画面上で直感的に操作できるGUIを採用したOS「Windows」が登場しました。
これにより、どの会社が製作したパソコンであっても同様の方法で操作できる基本的な仕組みが構築されました。このWindowsが登場してからは、様々な会社がWindowsで操作することのできるパソコンを販売するようになりました。さらに、多数の会社が共通の使い方が可能なOS「Windows」を採用するようになり、世界のパソコンの歴史と開発の流れに大きな変化が起こり始めました。
これまでのパソコンは、コマンドを入力してパソコンを操作していたため、操作が非常に難しいという難点がありましたが、マウスで画面上のアイコンをクリックするだけで操作することが可能となり、誰でもパソコンを簡単に操作することができるようになりました。

一方日本では、1980年代に入ると日本仕様のパソコンとして歴史に残る大ヒットを記録した「PC-9801」がNEC社から発売されました。
このパソコンは、それまで使用されていたアメリカ製のパソコンとは異なり、日本語入力に長けていたため、大ヒットとなりました。

1990年代

1992年にDOS/Vパソコンが登場しました。
これまでのパソコンには日本語表示がなかったが、このDOS/Vパソコンにより、キーボードからの入力やファイルの保存などを日本語で処理することを可能にしました。

1993年の「Windows3.1」、1995年の「Windows95」、1998年の「Windows98」が発売されたことをきっかけに、日本国内でもMS-DOSの時代からWindowsの時代への本格的な転換が起こりました。

また、1990年代後半に入ると、国産各社がノートパソコン分野に参入しました。
ノート型はデスクトップ型と比べると割高であったが、モバイル環境での利用が盛んになったことや、オフィスや家庭での占有面積が小さいことから人気が高まりました。

2000年代

2000年には、初めてノートパソコンがデスクトップパソコンの出荷台数を上回り、パソコンの主流はノートパソコンの時代となりました。
これい伴い、2000年代は、ノートパソコンの軽量化や小型化、長時間充電せずに利用できること、起動の速さ、さらにはデザインへの要求など、多様な品質での競争になってきました。