5Gに繋がるのに使えない理由
5Gは高速・大容量・低遅延なのが特徴的な通信方式です。
2021年時点のスマホ通信では大容量・低遅延の恩恵を受けることは少なく、もっぱら高速通信を利用できるのが大きなメリットになっています。
目次
5Gのメリット
- 大容量通信が可能になる
- 遅延が少ない
- 接続台数が多い
- IoTの普及
しかし、5G回線に接続しているのにもかかわらず、何らかの原因で通信速度が遅くなってしまうこと(いわゆる”パケ止まり”)があります。
そうなると、使用感は4Gと変わらないどころか、通信が止まってしまうこともあるのが現状です。
そこで、この記事では5Gが遅いときに考えられる4つの原因と対策を紹介します。
5Gが遅いと感じる原因
- デバイス側に不具合が発生している
- 5Gの電波強度が弱い
- NSAで運用している基地局にアクセスしている
- デバイスが5Gバンドの一部に対応していない
そもそも5Gの電波強度が弱く、通信が安定しないこともあります。
5Gは電波の特性上、1つの基地局がカバーできる範囲が狭く、直進性が高いのが特徴です。
そのため、基地局から離れていたり屋内だったりすると電波強度が一気に弱くなるケースがあります。
5Gが遅いときの対処
- デバイスを再起動する
- 5G電波が強い場所に移動する
- 5G通信を無効化して4G通信のみにする
- 必要なバンドに対応しているデバイスに交換する
もし、デバイス側に原因があると思われる場合は、再起動すると解消されるでしょう。
また、電波をうまく掴めていないときも、再起動すると電波強度が強いバンドに切り替わって通信が安定するようになります。
5Gの電波強度が弱いときは、電波が強い場所・拾いやすい場所に移動してみましょう。
アナログな対処になりますが、地下や屋内などは避け、基地局の見通せる場所だと理想です。
それでもだめなら、5Gをオフにして、4G回線に切り替えましょう。
元も子もない対処になりますが、5Gがまだ実質普及していない現況で、無理に使おうとすることはおすすめしません。
ただし、大手キャリアはパケ止まりを問題視しており、対策に本腰を入れると発表しています。
数年の長い目でみて、実用的になってきた段階で回線を利用する、5G対応デバイスを購入するといったスケジュール感がよいと思われます!